二度目の登山も、身近で低山で危険度の少なそうな山を選びました。
津市 錫杖ケ岳(しゃくじょうがたけ)
です。
前回の 京ヶ峰 同様 初心者向けで、危険度・体力度ともに低いとされています。
同じく 新・分県登山ガイド 三重県版 山と渓谷社 を参考にしました。
さらに、 津10山ガイドブック 津市観光協会発行 500円 も購入し、情報を追加。
安濃ダムを見下ろす360度の展望があるとのことで、期待も高まります。
登山当日、いざ錫杖ヶ岳へ
車で安濃ダムを右手に見つつされに上流へ向かうと、左岸側へ渡る橋があり、橋を渡って右に曲がるとすぐに登山口があります。
(ちなみに橋を渡り左に行くと、本法寺の境内へ通じるルートです。今回は下山にこちらのルートを使いました。)
登山道入口です。
場所によっては林道が崩落している箇所もありました。しばらくは沢沿いを登りますが、やや道が分かりにくい場面もあり。
あれっと思うこともありましたが、すぐに引き返すことでリカバリーしました。
沢から離れた後は特に迷う頃はなく前進。しかし、坂がきつい・・。
ようやく尾根へでてしばし行くとさらなる急な道が。
山頂までもう一息の最後のこの坂は、短いながらも木の根やロープをつかんでの登りでした。
そこで、後ろから来た男性の登山者の方に道を譲りその後、頂上直前のあずまやで一休みをしました。
しばらくすると、その男性は頂上から降りてきて、しばしあずまやで雑談をすることになりました。
その方は、登山仲間と年一回程度は集まり北アルプスの山々へ登るそうです。
また、スイスでの登山経験もあるとのこと。超ベテランといった風格の方でした。
しかし、自分と同じように登山を始めたのは40歳ごろだと言うことでしたので、自分もコツコツと続けていれば
少しは登れるようになるのかなあと力づけられたようでした。
自分は高所恐怖症なんですよと告げると「足元だけみて、下を見なければなんとかなる。」
と、心強いようなそうでないようなアドバイスをいただきました。
週末に時間がある時は、こうやって地元の山に登っているとのことでした。
その方と別れて、頂上へはすぐに到着。
頂上は、岩がむき出しで畳2-3枚程度の広さでした。
またまた曇っていましたが、360度の眺望が得られるのは確かです。
安濃ダム、伊勢平野、亀山のシャープ(今や鴻海?)の工場、高速道路の高架などが見渡せました。
安濃ダムです。
高速道路?が広がります。
今回も頂上は、独り占め状態でした。昼食をここでいただきました。ここまで、休憩込で3時間。
下山は、本法寺ルートです。
特に迷うポイントはなく順調に下山。いつも下りは快調なんですがね・・・。
こんな感じで、お寺の境内に登山道がつながっています。
今回も、ケガすることなく無事に帰ってくることができました。
錫杖ヶ岳の感想と反省
標高は大したことないですが、噂通りの360度の眺望がとてもよかったです。
また、快晴の際に再び登ってみたいと感じました。
初回登山で自らの体力不足を自覚したため、ペースを意識的にゆっくりにすることで、
あまり疲労感なく登れたような気がします。