はじめに
三重県を離れて東京にやってきました。
で、東京にきたら「高尾山」ということでさっそく行ってきました。
というか、高尾山しか知らないというのが本当のところです。
ミシュランで三ツ星の観光地に認定されたとか、よくテレビで芸能人やタレントさんが登っているのを見たことがあるといったレベルですが・・・。
また、これまで登山口までのアプローチと言えば「車」だったのですが、今回初めて「電車」でアプローチしました。
まだまだ、東京の地理も交通網も何もわからないのですがとりあえず行ってきました。
高尾山の下調べ
交通手段もわからないし、まずは下調べです。
本屋さんで、これまで三重でもお世話になった分県別のガイドを購入。
各種HPも参考にしました。
参照;
山ほど遊べるTAKAO 京王電鉄が作っているサイトで、登山路の詳細なガイドが載っています。
高尾山遊歩 ふもとのお店の情報とともに、登山ガイドも掲載されています。
さらに、交通手段をネットで検索。
都心からは、JR中央線か、京王線で向かうのが良さそうです。
どちらに乗っても新宿駅から50分程度で高尾山口まで来ることが出来そうです。
が、高尾駅で乗り換えが必要なJRより京王線の方が簡単そうなのでそちらを選びました。
ちなみに、新宿からだと京王線は390円 とかなり安いです。(三重の私鉄、近鉄の場合特急で同じ時間程度乗車する特急の場合2000円弱位したりします。)ちなみに、中央線経由だと合計680円とでました。
沢山の登山ルートがあるようでしたが、上りには稲荷山ルートを選択しました。尾根を行く道でいちばん登山道らしいかと考えたからです。
下りは、いちばんのメインルートである一号路を使って帰る予定にしました。
高尾山へGo!
朝、新宿発の7時前の高尾山行きの「各停」に乗りました。天気は晴天です。
あえて、ゆっくり駅名を勉強する意味でのんびり各駅停車を選択。
各駅停車だと、90分くらいかかりました。
高尾山駅には、8時30分ごろに到着。
駅前に上の写真のような大きな掲示板があるので、復習しておきます。画像では一番左から山頂にアプローチする稲荷山ルートを使います。
↑;駅から進むと分岐に。右へ行くと1号路(一番メジャーなメインの登山道)左へいくとケーブルカー・リフト乗り場を経て、6号路・稲荷山ルート方面です。
↑;リフト・ケーブルカー乗り場を通り過ぎさらに奥へ進みます。
すると、分岐へ、沢を渡って尾根にいたり登っていくのが「稲荷山ルート」
沢沿いに山頂に向かうのが6号路です。
↑;旭稲荷までは、やや狭い道ですが快適です。
↑;少し歩くと旭稲荷というお稲荷様 が祭られていました。
ゆっくり登っていくと、東屋があり多くの人々が休憩していました。そこからの展望に関して説明されています。
↑;実際の眺めです。若干もやっていましたが。
↑; 東屋付近に咲く花。
↑;さらに尾根を進むと、分岐に至ります。山頂方面へ向かいます。
↑;頂上までもう一息のところに、ベンチと看板があります。上記のように登山道の交差点のようになっています。
↑;最後の急な階段です。左に折れて、まだまだ続きます。きつかった。
なんとか登り切りました。10時過ぎでした。
↑;山頂付近の見晴台です。
↑;ここから南西方向を見ると・・・若干雲がかかった 富士山 のはず。
↑;山頂にはビジターセンター。内部には、この山域の自然・生物の案内や、植生回復の試み等が展示されていました。
↑;山頂の標識;599.15mです。山頂は平坦で広い!。
↑;高尾山山頂から都心方面を眺めます。かなり遠方まで見えました。良い展望です。
↑;山頂付近にも売店や軽食をとれるお店が。
この時点で10時20分頃早かったのですが、昼食にしました。お蕎麦を頂きました。
さて、かなり早かったのですが、初めての東京の山でしたので無理せずに下山開始。
↑;一号路は、こんな感じで最後まで完全に舗装されていました。杖をついたお年寄りもゆっくりゆっくり登ってきていました。
↑;一号路を下っていくとまず、奥の院 不動堂
↑;さらに下ると、天狗が祭られたお堂へ。(薬王院 権現堂)
↑;権現堂を見上げます。結構きつい階段です。
↑;薬王院の案内図です。 沢山の施設(お堂だったり、像だったり)があります。
↑;薬王院 高尾山大本坊
↑;天狗様がまつられていますが、そのいわれ等。
↑;高尾山薬王院境内。 お札等が売っていて、良い雰囲気です。
↑;最後、四天王門をくぐって薬王院境内を出ました。
↑;大きな樹齢の長い杉の大木が沢山。
さらに一号路を下っていきます。
↑;分岐がありましたが、下りなので「男坂」を選択。急な階段です。
↑;男坂を振り返って下から眺めます。左が男坂の階段。右にいくと「女坂」に向かう道です。
↑;なぜか、「タコ」。そのいわれは・・・。
↑;このタコの足のような「杉の根」にあるようです。
↑;さらに一号路を下ると、サル園。子供連れには楽しそうな施設です。
↑;ふもとからは、リフトで一号路の途中まで登ってこれます。
↑;一号路も、所々で都心方向に景観が広がっています。うっすら新宿のビル群が見えます。
↑;所々で群生していたアヤメの一種の シャガ という名の花だそうです。きれいです。
↑;三重で東海自然歩道をしばしば歩きましたが、なんと高尾山につながるとは。鈴鹿の山や室生の山
↑;駅近くまで下ってきました。両側には飲食店やお土産物屋さんが多数並びます。
↑;高尾山駅前に帰着。 登山靴の洗い場 が設けられています。 下山時12時30分頃。早かったのですが、ムリせずに、撤退しました。
東京高尾山 に登って まとめ
三重の田舎から出てきて、初めて関東・東京の山に登りました。
全国的にも有名な 高尾山 は非常によく整備された山でした。ミシュランガイドに載っているとのことで、外国の方も多い、多い。
稲荷山ルートを選べば、林の中の尾根を通り登山らしい道を行けます。 が、そうはいっても転落して危険と思われるような場所はありませんでした。
ただし、一部階段は距離は長くないものの結構急です。
一号路は、まさに高尾山登山の王道と呼べる道です。登山口から山頂まで完全舗装されています。かなりお年を召した方も杖をつきつつ登ってきます。 舗装はされていますが、傾斜は結構ありますので、大変そうでしたが危険ではなさそうです。
一号路は、歴史のある薬王院境内を抜けてゆくことから見どころも多く変化もあり、飽きることなく登って行けそうです。
高尾山山頂をさらに奥に行けば、景信山、陣馬山とった山々に到達できるようです。体力・経験が付けばいつか挑戦してみたいですね。
都心から一時間で到達できる利便性もあり大勢の方が訪れるのも納得です。 当日思いついても問題なく登れる手軽さもあります。 また、一号路にはもみじの木が多く、秋の紅葉の季節もぜひ再訪したいと思います。
コメント
[…] 東京に出てきて、初めて行ったのは、定番高尾山(前回投稿) でした。 […]