三重県 藤原岳 に登ってきました

なんだかんだで、前回御池岳で7回目の登山ということになりました。

さて、8回目は前回登山に向かう車中で決めました。

藤原岳 です。

自分は全く無知でしたが、三重県の中では比較的有名な山で登山者も多いとのこと。

前回の御池岳に向かう車中で、左手に藤原岳への登山口の看板もチラホラ目に入っていましたし、御池岳とセットで語られていることも多いと感じていました。

前回の御池岳と同じく鈴鹿山脈の北よりに位置しますが、御池岳よりは南にあります。御池岳と同じく石灰岩が多いようで、山の南東側斜面はセメント工場が採掘を行っており、遠くからでも大きく削られた山肌が目立ちます。

ガイドによると、春の高山植物・花が有名で、御池岳同様に石灰岩の多い山であるため「カレンフェルト」もやはり有名だそうです。

季節は秋ですので、花の見ごろではないですが雪の季節になる前に三重県を代表するような山には登っておきたいと思いました。

前回登った御池岳の際と同様、三重県いなべ市(自治体)の公式HPに、藤原岳の登山道情報や、マップが掲載されています。参考にしました。

三重県いなべ市トップページ>産業・ビジネス・観光観光>観光>藤原岳; 登山道の情報もあります。

三重県いなべ市トップページ>観光>藤原岳>藤原岳登山マップPDF

藤原岳のみならず周辺の山々も含まれていて初心者には見やすく便利です。

三重藤原岳 所在地概略図

聖宝寺道で登り、大貝戸道で下るルートで予定しました。

 

当日、藤原岳へ

前回の御池岳と同じように国道306号で向かいます。前回は通り過ぎた西藤原駅の辺りで左折し町中に入っていきます。
西藤原小学校の道を挟んで反対側に大きな駐車場がありました。そこに駐車。(駐車料金が必要ですが、トイレも完備されていました。)ここは、数十台は停めることが出来そうな大きな駐車場でした。

三重藤原岳 観光駐車場

10時前に駐車場を出発しました。料金所の道を小学校に向かって登り右折し、聖宝寺へ向かいます。

案内板通りに舗装された道路を歩きます。

まずは鳴谷神社に到着。聖宝寺への道は神社の右にあります。

藤原岳 鳴谷神社

ここから↑少し右をみるとこんな感じです。↓。奥に階段があります。

三重藤原岳 鳴谷神社

その奥の階段を上り聖宝寺へ向かいます。結構きつい登りの階段です。

階段を登りきると周辺案内図があり、近くには立派なトイレもありました。

藤原岳 聖宝寺 案内図

この図の左下の駐車場から右上の現在地(聖宝寺)までようやく到着。

藤原岳 聖宝寺付近

立派な公衆トイレです。奥へ進んでいきます。

藤原岳 聖宝寺道 堰堤

大きな堰堤にたどり着きます。堰堤についた階段を上っていきます。堰堤の上流で沢を渡りましたが、そこからしばらくは斜面も急で、道も狭く、注意が必要でした。

ここからは、ひたすら登りです。あまり開けたところもなく、木々の間をもくもくと登るのみです。

しばし行くと、下りに使う予定の大貝戸道と山頂への分岐に到着。少し平らなポイントです。ここで休憩しました。ここですでに12時です。

三重藤原岳 聖宝寺道 大貝戸道 合流点

既に下ってくる登山者の方が、「まだまだ先はあるけど、焦らなくていいよ。」と、心強いアドバイス。

休憩は手短にして先を急ぐと、藤原山荘に到着。頑丈そうな避難小屋でした。(写真が撮れていません!。看板だけ・・・。)

三重藤原岳 藤原山荘

この日は結構寒くて、傾斜が緩んだこともあり体が冷えたのでここで上着を着込みました。展望台に向かいます。

三重藤原岳 展望台

展望台に到着。

鈴鹿山脈の山々が一望できる・・・のですが、山座同定ができず。 近くにいた登山者同志の会話に聞き耳を立てて自分なりに納得します。うす曇りですが、結構遠くまで見通せました。

三重藤原岳 展望台から

展望台から振り返ると、先ほど通り過ぎた藤原山荘が見えます。↓

三重藤原岳 藤原山荘

山荘から少し右(伊勢平野方向)を見ると、なだらかな丘状の地形が広がります。雰囲気はやはり御池岳と似ています。↓

三重藤原岳 山荘付近

きっと、新緑の頃は、花々が咲いて美しいのでしょう。が、秋の枯れた感じもとても癒されます。

山荘に向かって、岐路につきました。大貝戸道はあまり危険な箇所もなく順調に下山できました。

三重 藤原岳 大貝戸道 登山口の案内図

15時30分前には駐車場に帰着しました。

感想と反省等

御池岳同様に山頂が広く平坦で高木がない風景は独特です。おそらくは、花のシーズンである春がベストで登山者も多いのでしょうが、秋も深まりあまり人のいないこの時期の少し寂しげな雰囲気も心に染み入るものがあります。

登山口の標高があまり高くないため、今回のコースの高低差は1000m以上となりかなりきつかったです。
しかし、以前より筋肉痛の程度と持続期間が短くなったような・・(気のせいかも。)

上記の看板にもあるように、雪解けの季節だけでなく四季を通じて異なる魅力のある山のようです。

ぜひ、また来てみたい藤原岳でした。

 

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