冬になって、積雪の時期となっていました。暖かい尾鷲の八鬼山登山以来、しばらくは冬眠状態でした。
冬装備を揃えて、いつかは冬の山に挑戦するのも夢ではありますが、自分には少し先の話だと思っています。
温暖な地方ですが、降雪もちらほらありました。が、しばらくは暖かい日が続いたため、トレーニングがてらでまたまた
三重 経ヶ峰 に行ってきました。
結構急に思い立ったことと、もし、雪がルートに残っていた場合に安全に帰ってくるためにも慣れた(と言ってもまだ三回目ですが)山に向かうことにしました。
これまで、①平尾ルート ②笹子谷ルート と過去二回登ってきました。今回は初回と同じ平尾ルートで行くことにしました。
実は気になっていたことがありました。というのは、平尾ルートの駐車場をそのまま奥に行くルートを前回使ったのですが、駐車場の隣の沢を渡っていくルートもあることが気になっていたのです。
できればそのルートを解明してみたいとも考えての選択でした。
三回目の経ヶ峰へ
朝、天気が良いことを確認。車で出かけました。平尾の集落の神社のそばに案内板がありました。本日は時間の余裕もあるので、ここで写真を一枚。↓。比較的大きな道から集落へ入るこの道を見落としがちです。
上野看板の拡大図が↓です。この神社付近に駐車しここから登ってくる方も居ました。
自分は再度車に乗り込み集落奥の林道を通り、前回同様の駐車場を目指します。
↓こんな感じでしっかり舗装された快適な道ですが、広くはありません。
平尾ルートの駐車場に到着。準備を整えます。
↑;前回も使ったルート。一見通行止めに見えますが、登山者は入れます。
今回、興味のある「パノラマルート」登山道入り口という黄色いパイロンと、木の幹にまで登山道と文字。
そうこうしているうちに、下から歩いてこられた登山者の方は、沢を渡り登って行かれました。
「自分もこっちに行ってみたい。」と思いながらも、雪が残っていたりすると知らないルートは危険かもとおもい、結局以前と同じ奥のルートから登山を開始。
前回同様にしばらくは、沢に沿って舗装された緩い傾斜が続きます。↓
↓;しばらく行くと舗装道は終了。登山道っぽくなります。初めて来たときは、ここから先がキツかった思い出・・。
こんな感じの道(前来たときはものすごくきつく感じたのですが)を進みます。
意外と楽に登れてます。
電波反射板付近までくると、吹き溜まりに少し雪が残っていました。大丈夫か・・・と思いつつも前進。
山頂まで一息の地点、視界が開けます。山頂の施設(展望デッキ、トイレ、東屋)が見えます。↓
まずは東屋に陣取って昼食を取りました。雪が吹き黙っており結構な量。↓
東屋のアナログな温度計は 2℃ を示していました。
食事と、いつものコーヒーで一服・・・。冷たい風もむしろ暖かいコーヒーを引き立てます。いい瞬間です。
何枚が写真に収めて、名残惜しいものの風も強いため早々に下山開始。
さて、少し行くと「平尾パノラマルート」への分岐があります。気になっていたのですが、登りでは使わず。しかし、朝にこのルートを通ったと思われるハイカーの方と頂上でお会いできたので、問題なく通過できた事を確認できました。
「急下降路注意」 には少しビビりましたが、意を決して進みます。
すると意外にも、確かに樹木がなく開けた尾根のため、絶景を味わいながらの下山ができます。登りに使ったルートはすべて樹林帯の中ですので対照的でした。
絶景ポイントにベンチも設置されていました。少しだけ景色を楽しみます。
しかし、「パノラマ」を味わえるのはそんなに長くありませんでした。すぐにまた、林の中に突入。たしかに、登りの平尾ルートよりも傾斜がきつそうな箇所もあります。雪そのものは問題ありませんでしたが、それが融けてぬかるんだ部分は、かなり滑りやすい状態でした。
あっという間に下山。予定通り駐車場横の沢に到着して本日の登山、無事終了となりました。
三重 経ヶ峰 3度目の登山を終えて
今回、登りは前回と同じルートを、そして下りは「パノラマルート」を使っての登山となりました。
「パノラマ」を堪能できる距離は短いものの、伊勢平野を広く眺めることが出来るので、特に下りの際にはコッチもありだなあと思います。
しばらく暖かかったのですが、やはり山頂付近には雪がかなり残っていました。これ以上の残雪があった場合は、今の装備では山頂まで到達は難しかったと思います。
冬場登るならば、やはり冬装備(使わないにせよ)がないと安心して登ることはできないですね。
アイゼン・ピッケル・・・ハードル高いなあ・・・。