山に行く際はカメラを持っていきます。
スマホのカメラも手軽かつ軽量かつ防水で非常に便利なのですが、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)も持参しています。
現在の愛用は SONY RX100 III です。
カメラに関しても全く素人・初心者です。むしろ興味がなかったといっていいと思います。
それが、あるきっかけで「写真もいいかも」と思うようになりました。
以下、どうでもいいエピソードがしばし続きますがお許しください。
一眼レフカメラとの遭遇
最近までカメラにはあまり興味がなく、旅行や家族のイベントにはいわゆる普及価格帯のコンパクトデジタルカメラを使い続けていました。
それなりにきれいに撮れる(と思っていた)し何も困っていなかったのです。
ある日、息子がじいさんからのプレゼントとして、デジタル一眼レフの入門機(Canon EOS kiss x7)を買ってもらったのです。
息子は、いわゆる「撮り鉄」という奴で何とも不相応な高価なプレゼントをもらったものだと驚いたものでした。
さて、子供の運動会の日がやってきました。
息子殿に許可を得てEOS kiss を拝借。なんとなく、望遠レンズがあれば便利かなぐらいの感覚で使ってみようと思いました。
大勢のお父様・お母様方と同じく、望遠レンズを取り付けて徒競走のゴール付近の撮影用エリアに陣取りました。(昨今の運動会の恒例の光景です。もちろん順番とマナーを守ってです。)
「用意、パーン」
子供がカーブを曲がって、正面からゴールに向かってきます。
特に、何も考えずにカメラを向け、適当に連写したと思います。
その際は、その場で再生することもなく運動会は終了。
帰宅してPCの画面で写真をみて、ものすごく驚きました。
「オオ-ッ! 俺って天才か!!」
カメラメーカーの広告用のCMの如く、ゴールテープの直前を地面をしっかり蹴って、両足ともに地面から浮き上がった瞬間がきれいに切り取られていたのです。
ピントがばっちりあって、髪の毛が風を切ってたなびき、背景はボケて子供がまさに浮かび上がって見えるようでした。
よくよく考えると、何十枚もとったうちのたまたまの一枚ではあり決して自分の腕がいいわけではなく、カメラがうまく撮ってくれただけだったんですけどね。
それ以来、カメラとか写真撮影にも少し興味が出てきたという次第です。
現在の愛用カメラ
以来、密かに「一眼レフカメラ」を入手したいという思いがありました。
我が家の大蔵大臣(古っ!)殿も、運動会での軌跡の一枚以降、「高いカメラは腕を補ってよい写真が取撮れる」ということには理解を示してくれましたが、
一家に2台のデジタル一眼レフは、さすがに許してはくれません。
そこで何とか突破口を見出すべく、我が家の既存のコンパクトデジカメの老朽化・陳旧化に伴う買い替えを狙っていく作戦としました。
そして、期は熟しました。
狙っていたモデルが、型落ちしたタイミングで
SONY CYBERSHOT RX100 III を入手
RX100 Mark IIIは、2014年5月ごろの発売だったと思いますが、もちろん手が届かず。
Mark IVが発売されて価格がこなれた2015年になってからの購入です。
現在RX100シリーズは、既にMark V(2018年;VIも出ました。)まで発売されていますが、一方でまだ初代RX100も販売されているという特徴的なカメラだと思います。
息子のEOS kissのセンサー(APS-C)程大きくはありませんが、1インチのセンサーを搭載し、それなりに背景をぼかした撮影も可能カメラです。
見た目よりずっしりと重たい(290g)ですが、寸法自体はコンパクトで登山に持って行っても苦になりません。
もちろん、完全防水や防滴、耐衝撃をうたうコンパクト・デジカメもある中で防水性や耐衝撃性に不安はありますが、
今のところは快調です。
自分には使いこなせないぐらい多機能ですが、メカ・ギア・ガジェット関連が結構好きな自分的には、所有欲も満たしてくれる良い買い物をしたと思っています。
いずれは、登山にも連れていけるミラーレス一眼をと思っていますが、今のところは十分満足しています。
使いこなして、腕も上げなければ。
というわけで、このサイトの画像は、今のところ
RX100III あるいは スマホ(富士通製Android) で撮影されたものを使っています。
RX100III画像
ボディーのほとんどは、金属製で重厚感と高級感があります。
正面
内臓ファインダーと内臓フラッシュをポップアップ。正直ファイダーはなかなか使わないのですが、水準器が内臓されているので、きっちり水平を出したいときは有用です。
電源投入時の上面から。
RX100IIIで撮影したお気に入り画像
写真の腕は全くダメですが、自分なりにRX 100m3で撮影して気に入っている写真をいくつか紹介してみます。
ほとんどは、いわゆる「オート設定」(RX 100 m3ではプレミアムおまかせオートなるモードがあります。)か、絞り優先モードで撮影しています。
下の6枚は、クリックすると大きな画像を見ることも可能です。(拡大するとピントが甘いのがばれてしまいますが・・・)
↑;とある南国の海岸です。
↑;三重県 尾鷲市 「鬼が城」です。
↑;苔むした岩に若い木が根をはっていました。
↑南国の花です。(ハイビスカスか)
↑;笹の上に散る紅葉
↑;サボテンの仲間(なんという名前かは知りません・・・。)
登山時にカメラ(RX100III)をどうやって運ぶか
はじめは、ザックに入れていましたが、やはりとても出し入れが面倒と気が付きました。
そこで、購入時におまけで付属していた厚手のウレタン製ケースを、ザックのショルダーハーネスに装着しています。
取り出しやすいくはなりましたが、若干ブラブラすることと取り出す際に手を滑らせれば落としてしまう可能性があります。
(というか、たぶんいつかやらかしてしまうと思います。時間の問題ですね。)
チェストベルトに装着できて、かつ間違って手を滑らせてもチェーンやコード等で接続されているタイプのケースの購入を考えています。
まとめ
登山時に持参している、デジカメ(SONY RX-100 III)をご紹介しました。
より大型のセンサーを持つ、一眼レフやミラーレス程の画質ではないのかもしれませんが、自分にとっては登山時に欠かせないデジカメとなっています。
ハードな使用にどれだけ耐えられるか?の不安はありますが、これからは撮影の腕も上げなければと思っています。
スマホのカメラもますますきれいな写真が撮れるようになっています。
が、カメラ(専用機)も悪くないと思います。この記事をご覧になってチョットでもカメラもいいかもと思う方がいれば幸いです。