さて、山に登ろうと思ったものの知識は全くありません。
まずは、Webや書籍などで初登山のための必要最低限の装備を調べました。
いろいろ意見はありましたが、日帰り・夏場・低山 ということであれば、
- 登山靴
- ザック
- 食料・飲料(非常食含む)
- それなりの服装
があればなんとかなりそうでした。
靴以外の残りは、今あるものを流用できると考えました。
私の住む地方には、登山専門のショップは少ないのですが、
妻が「mont・bellってそういう人が行くお店でしょ。」とのアドバイス。
早速行ってみることにしました。
初めて入る店内、カラフルな様々な登山用の道具・クロージングに圧倒されましたが、
今回の目的は 「靴」 です。
「靴」売り場には、多種多様のシューズがありました。
いかにも重くゴツそうものから、一見ランニングシューズのように見えるものまで。
少し眺めていましたが、「これは、分からん!」
そこで、スタッフの方に「全くの初心者」であることを告げたうえで靴の選んでもらいました。
- 登山時に履く厚手の靴下を実際に履いてフィッティング
- かかとをしっかり靴に合わせたうえで、指先にゆとりがあることが重要
- 一方で、下り斜面などで逆にかかとが浮き上がってしまってもダメ
- 登りは緩めに、下りではきつめに靴紐を結ぶこと
等々、色々な事を教わり、初めての「登山靴」選びは終了しました。
「トレッキング」向けの「ティトンブーツ」を購入! その日は、「厚手の靴下」 も追加購入。
「初めて山に登られる前に、慣らし履きしてくださいね。」と最後にスタッフさんからアドバイスをいただきました。
後に、
- 足首を守る力が高いのは ハイカット>ミドルカット>ローカット;自分が入手したのはミドルカット
- 靴のソールには、「シャンクプレート」という「板」が入っていて、「登山靴」と「登山靴のようなスタイルの靴」との大きな違いになっていること。
- この「シャンクプレート」のおかげで靴がグニャグニャと前後方向やねじれ方向に曲がってしまわないようにできていること。・・・確かに手でもって曲げようとしてもなかなか曲がりません。
ということも知りました。
「靴」一つとっても、奥が深いなあと感じたのでした。